葬儀の知識
仏教の教え、日本の伝統や習慣などによる
一般的な葬儀の知識をご紹介します。
家族葬って一般のお葬式と何が違うの?注意点について
※地域や宗教宗派によって内容が異なる場合があります。
家族葬と一般葬とは
家族葬とは、家族だけ、またはごく近い親族で営まれる葬儀のことを言います。そして、会社関係・友人・ご近所等、会葬者の範囲を限らず葬儀を行うのが一般葬です。
近年、家族葬を耳にすることが増えてきましたが、事前に家族葬の良い点と、考えておきたい点を知っておくことが大切です。
家族葬のメリット・デメリット
基本的に、家族葬は親族以外にお参りがない為、会社関係やご近所に気を遣うこともありません。また、家族葬専用式場であれば親族控室とひとつづきになっており、通夜~葬儀~出棺まで、棺を移動することなく故人との最後の刻をゆっくりと過ごすことができます。しかし、一般の会葬者(会社関係・友人・ご近所等)のお参りをお断りすることとなりますので、その方々が残念に思われる場合もあります。
家族葬で見送った方に聞く、事前に考えておきたい点は、
「『亡くなったことを知らなかった。』『お別れの言葉を掛けたかった。』と、お叱りを受けた。」「後から知った方が、いきなり自宅へ弔問に来られ、その都度の応対が必要で気を遣った。」といった声を多く聞きます。参列される方については、故人との関係性を踏まえて、事前に考えておくことが重要です。
家族葬を検討されている方は、そのメリット・デメリットを考慮して葬儀内容を決めることが望まれます。